研究課題/領域番号 |
12671485
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 宮崎医科大学 |
研究代表者 |
濱川 俊朗 宮崎医科大学, 医学部, 講師 (50253836)
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研究分担者 |
高崎 眞弓 宮崎医科大学, 医学部, 教授 (30094212)
笠羽 敏治 宮崎医科大学, 医学部, 助教授 (80145599)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2000年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | 水棲カタツムリ / 細胞体細胞体神経節 / 神経再生 / カルシウム / 神経発育因子 / 受容体チロシンキナーゼ / 神経節形成過程 / 細胞内カルシウム / Lymnaea stagnalis / 培養神経細胞 / Lymnaca stagnalis |
研究概要 |
水棲カタツムリの培養中枢神経細胞を用いて、細胞体細胞体神経節を形成させた。神経発育因子を含まない培養液で細胞体細胞体神経節を作成した場合、細胞内カルシウムの局在化は認められなかった。この群では電気生理学的に生体内で形成される興奮性の神経節ではなく抑制性の神経節であった。一方、神経発育因子を含む培養液を用いた場合は50%に局在化を認めた。この神経節は興奮性であった。また最初発育因子を含まない培養液で培養を行ったあと、発育因子を含むもので培養を行うと興奮性神経節のみが観察された。神経節は修正されたと推定された。また細胞内カルシウムが局在化したもののみが興奮性神経節となり、神経節が修正される過程で細胞内カルシウムの局在化が必須であり、また修正過程において神経発育因子が必要であることがわかった。さらに細胞内カルシウムの局在化に必要な神経発育因子が、受容体チロシンキナーゼを介して作用するかを明らかになった。
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