研究概要 |
1)オピオイドの単離心筋細胞収縮、[Ca2+]iに及ぼす影響:担当金谷、中山 a)モルヒネ、フェンタニルがラット単離心室筋細胞の収縮、[Ca2+]iに及ぼす影響を調べるため、それぞれに対する用量反応曲線を求めた。(金谷) b)それぞれの反応がオピオイド受容体を介するものであるかを調べるため、Wash outによる反応の回復、オピオイド受容体拮抗薬(naloxone)による作用の拮抗の程度を調べた。(中山) 2)オピオイドの心筋直接作用におけるオピオイド受容体サブタイプの関与:担当金谷 オピオイド受容体サブタイプ(μ,κ,δ)を介する作用を明らかにするため、それぞれの特異的拮抗薬(β FNA, nor-BNI, NTI)存在下でのオピオイドの心筋細胞収縮、[Ca2+]iに及ぼす影響を調べた。 1.オピオイドの心筋直接作用におけるオピオイド受容体サブタイプの関与:担当金谷 オピオイド受容体サブタイプ(μ,κ,δ)を介する作用を明らかにするため、それぞれの特異的拮抗薬(β FNA, nor-BNI, NTI)存在下でのオピオイドの心筋細胞収縮、[Ca^<2+>]_iに及ぼす影響を調べた。 2.オピオイドの筋小胞体(SR)カルシウム動態に及ぼす影響:担当金谷、中山 (1)単離心筋細胞でのSRCa^<2+>放出、取り込みを観察するため、オピオイド投与による[Ca^<2+>]_iの経時的変化を測定した。(金谷) SR Ca^<2+>放出、取り込みへの直接作用を観察するため単離したSR vesicleを用いATP投与により誘発されたSRへのCa^<2+>取り込み、caffeineにより誘発されたSRからのCa^<2+>放出を蛍光法を用いて観察した。(中山)
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