研究課題/領域番号 |
12671583
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
清水 康史 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 講師 (80242197)
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研究分担者 |
麻生 武志 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (60093176)
久保田 俊郎 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教授 (50126223)
己斐 秀樹 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助手 (20280969)
坂田 優 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (10334442)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2003年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 精子 / 受精能 / カルシウム / 精漿 / プロゲステロン / capacitation / hyperactivation |
研究概要 |
hyperactivationはcapacitationの完了によりおこり、acrosome reactionとともに精子の受精能獲得のために必要な変化である。hyperactivated spermの比率を測定し、プロゲステロン添加後の[Ca^<2+>]iの変化との関係について検討した。また、精漿添加による精子[Ca^<2+>]iの上昇とmotility、hyperactivation、acrosome reactionとの関係について検討した。 hyperactivated spermの比率をBurkmanの基準の平均値により二群に分けたところ、プロゲステロン添加によるbaselineからpeakまでおよびbaselineからplateauまでの[Ca^<2+>]iの増加率はともにhyperactivated sperm高値群で高かった。 精漿添加によりbaselineからpeakまでの精子[Ca^<2+>]iの増加率およびbaselineからplateauまでの増加率は用量依存性に上昇した。また、精漿添加によりacrosome reactionは用量依存性に増加した。 capacitationの過程で精子が受精能を獲得する現象は、精子[Ca^<2+>]iの反応性が増加することにより、hyperactivationやacrosome reactionが増加することが関与していると思われる。また、swim upで精漿を除去後に精漿を添加したことによりacrosome reactionは上昇したことにより精漿除去がcapacitationを促進したと考えられるが、精漿そのものにも精子受精能を高める可能性がある。
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