研究課題/領域番号 |
12671745
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児外科学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
上野 滋 東海大学, 医学部, 助教授 (30138028)
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研究分担者 |
平川 均 東海大学, 医学部, 助手 (90228776)
周藤 安造 東海大学, 開発工学部, 教授 (20236037)
鈴木 豊 東海大学, 医学部, 教授 (70019967)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | 水腎症 / 乳児 / レノグラム / ボリューム・レンダリング / 3次元画像処理 / 可視化 |
研究概要 |
本研究の目的は、現在までの研究成果をさらに発展させ、水腎症患児の病態をボリューム・ビジュアリゼーションというコンピュータによる高度な画像処理技術を利用して更に詳細に患児の腎機能、尿流の分析を行い、改めて本症を理解して治療方針に反映させることである。 平成12年度には、医学部においては、研究費により購入した機器と可視化ソフトウェア(AVS)により、新たな可視化手法により、乳児腎盂尿管移行部通過障害における尿流を把握する方法を検討する一方、これまでの臨床的な観察結果を報告した。開発工学部では、今までの基礎的な研究成果を学会誌上あるいは学会発表した。 平成13年度には、医学部においては、これまでに蓄積された利尿レノグラムデータをAVSで処理するためのソフトウェアを開発し、これを使用してデータをAVSによって可視化した。具体的には、アニメーション表示・立体的表示により尿流の変化をより理解しやすいかたちで観察することともに、尿流分析方法として各画像間の差分データを計算しこれを連続表示した。その成果を日本核医学会で口演発表、クリニカルビデオフォーラムではビデオ発表した。開発工学部では、周藤らが、尿流現象を把握するための立体的な可視化方法を、尿流の方向性を加味したボリューム・レンダリング手法により検討、日本医用画像工学会JAMITにおいて、「多次元時空間における生体情報の生理動態観察のための可視化研究」と題して発表した。 今後は、これらの基礎的なデータ可視化プログラムを用い、多数の症例に応用することにより先天性水腎症における新たな知見が得られるものと期待される。
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