• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

組織工学による耳介軟骨作製の試み

研究課題

研究課題/領域番号 12671758
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 形成外科学
研究機関近畿大学

研究代表者

磯貝 典孝  近畿大学, 医学部附属病院, 助教授 (90203067)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2001年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2000年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードポリマー / Jissue prgineering / 軟骨細胞 / Tissue engineering
研究概要

われわれは、これまでtissue engineeringの技術を用いて作成した指骨・指関節における微細構造および分子学的検討を行った、関節軟骨と骨膜紐織間のシグナル解析をした結果、播挿軟骨細胞が骨膜から牛物学的相互作用を受けて、最終的に成熟した軟骨組織が再生されることが示唆された。本来、軟性基質は軟骨膜に被われている。この軟骨膜には、血管内皮細胞、破骨細胞、破軟骨細胞が含まれ、これらの細胞による制御が軟骨細胞増殖因子(Chondromodulin 1)や抑制因子を介して、再生軟骨組織に影響していることが推察される。戦骨膜は、組織量が少ないため、骨膜に着目して、骨膜を軟骨再生に応用できないか否か検討した。
そこで、現在行っている耳介軟性の再生実験では、培養軟骨細胞を生体吸収性高分子に播種した後に、骨膜組織を複合化させてた。この操作により、骨膜組織からの安定したシグナルが軟骨細胞に伝って新生軟性組織の再分化を促進するのみでなく、同時に骨膜細胞の供給をはかって複雑な3次元形態を長期間維持できうる新生軟骨性組織を誘導しようと試みた。PCRによる検討の結果、骨膜が、新生軟骨細胞の分化に影響を与えていることが示唆された。

報告書

(3件)
  • 2001 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 磯貝典孝: "Tissue engineeringの発展 骨と軟骨"外科治療. 82(4). 953-963 (2000)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi