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治療方法の相違により当該乳歯歯根、後継永久歯胚の発育成長変化についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 12672023
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 矯正・小児・社会系歯学
研究機関大阪歯科大学

研究代表者

大東 道治  大阪歯科大学, 歯学部, 教授 (40067103)

研究期間 (年度) 2000 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード乳歯 / 歯根吸収 / 永久歯胚 / 歯根 / 歯の石灰化 / 歯の萌出 / 石灰化 / 萌出時期 / オルソパントモグラム
研究概要

乳歯は、胎生6週ごろの成長を開始し,生後7から8か月に萌出が始まり、3歳ごろにすべての乳歯が萌出を完了する。その後、6歳ごろより徐々に後継永久歯に交換し、12歳ですべての乳歯が脱落してしまう。その乳歯と永久歯の交換時期での乳歯の歯根吸収や永久歯の萌出は、身体での他の臓器にはない特性を有していると言われている。また、乳歯の歯根吸収の時期は、各個人の身体的な発育によりかなりの相違が認められるとも言われている。そこで、今回私は、乳歯の処置状況(歯冠修復処置や歯髄根管処置)により乳臼歯歯根吸収の状態がどのように相違し,また、後継永久歯の石灰化状態や萌出時期にはどのような影響があるかを探求するために研究を行った。
研究対象は、1969から1999年までの30年間に大阪歯科大学小児歯科外来で定期検診した来院した小児のオルソパントモグラム、考究用石膏模型と乳歯の処置記録を参考にして、乳臼歯の歯根吸収状態、後継永久歯の萌出時期や石灰化状態を調査し、そのうちの3、5、7歳児の乳臼歯歯冠と乳臼歯歯根状態を未処置乳臼歯、歯冠修復乳臼歯、生活歯髄切断乳臼歯、注射抜髄後の根管充填乳臼歯、感染根管治療後の根管充填乳臼歯および抜去乳臼歯の6つのケースに分類した。それらの乳臼歯について歯根吸収状態,後継永久歯の萌出時期と石灰化状態について統計的に分析および検討を行った。
乳臼歯について歯根吸収状態、後継永久歯の萌出時期と石灰化状態について詳細な検討を加えた。研究実績は、第20回日本小児歯科学会近畿地方会(2001年、大阪府)にて学会発表した。また、研究内容は、小児歯科学雑誌40巻1号(2002年)に掲載した。

報告書

(4件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 大東美穂, 嘉藤幹夫, 大東道治: "処置法の相違が乳臼歯の生理的歯根吸収過程に及ぼす影響の臨床観察"小児歯科学雑誌. 40. 1-9 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Miho Daito, Mikio Kato, Michiharu Daito: "A Clinical Study on the Change in the Root Resorption of Primary Molars based on the Difference in the way of Treatment"The Japanese Journal of Pediatric Dentistry. 40. 1-9 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 大東美穂, 嘉藤幹夫, 大東道治: "処置法の相違が乳臼歯の生理的歯根吸収過程に及ぼす影響の臨床観察"小児歯科学雑誌. 40・1. 1-9 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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