研究課題/領域番号 |
12672293
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎・地域看護学
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研究機関 | 高知女子大学 |
研究代表者 |
時長 美希 高知女子大学, 看護学部, 教授 (00163965)
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研究分担者 |
松本 女里 高知女子大学, 看護学部, 教授
森下 安子 高知女子大学, 看護学部, 准教授 (10326449)
松本 女理 高知女子大学, 看護学部, 教授 (10010109)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 協働活動 / 地域看護活動 / コミュニティミーティング / パートナーシップ |
研究概要 |
本研究の目的は、地域ケア活動を推進していくために、地域住民との協働がどのように形成されているかを明らかにし、協働を発展させるための効果的な看護介入を開発することである。 平成12年度は、先駆的に住民との協働活動を実施している地域の事例について、文献や報告書から検索し、住民との協働関係、協働活動の内容などに焦点を当てて情報を収集し整理した。また、住民及び保健師と協働的に研究活動を実施している地域を対象にして、高齢者を対象としたコミュニティミーティングを開催し、住民とともに話し合いながら地域の健康問題を明らかにし、いくつかの課題について対策や活動を探り提案した。コミュニティミーティングで得られたデータは質的に分析し、分析結果を住民と共有してミーティングを推進した。これらの活動は、研究者と町担当者や保健師との協働で行い、また地域住民とのふれあいを大切にし、研究成果は地域の行政や保健活動に生かしていくと同時に他の中山間地域の健康問題を考えていく一助となるよう進めた。平成13年度は、継続してコミュニティミーティングを実施し、残されている健康問題について、取り組みの方向性を探り、対策や活動を提案することを目的としてコミュニティミーティングを実施した。浮き彫りにされたいくつかの健康問題について、住民が個人で取り組めること、グループで取り組むこと、行政に要望することの3点に意見を整理し、限界や課題についても明らかにした。コミュニティミーティングで得られたデータは質的に分析し、コミュニティミーティングにおける看護者の役割について検討した。平成14年度は、対象地域の保健師と協働して、これまでの活動の成果をもとに「池川町いきいき健康づくり6箇条」として、対象地域の住民が生き生きと暮らし続けるための提言を行い、地域のサービスの紹介も含め「池川町いきいき健康づくり応援帳」として、小冊子にまとめた。
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