研究課題/領域番号 |
12672302
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎・地域看護学
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研究機関 | 埼玉県立大学短期大学部 |
研究代表者 |
兼宗 美幸 埼玉県立大学短期大学部, 看護学科, 講師 (50214490)
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研究分担者 |
武田 美津代 埼玉県立大学短期大学部, 助手 (90279852)
中山 久美子 埼玉県立大学短期大学部, 講師 (70227966)
小板橋 喜久代 群馬大学, 医学部, 教授 (80100600)
柳 奈津子 群馬大学, 医学部, 助手 (00292615)
坂本 めぐみ 埼玉県立大学短期大学部, 講師 (50279577)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 看護 / 指圧 / マッサージ / 適用基準マニュアル / 技法 / 看護援助 / 適用基準 |
研究概要 |
本研究は、看護職者が指圧マッサージ技法を看護臨床場面で実践する際に、より的確に適用するための判断基準を作成し、事例によって検証することを目的としている。 平成12年度は、指圧マッサージ技法の研修を修了した看護師を対象に、臨床で実践した体験と効果を調査した。回答者の9割以上が、「リラクゼーションの促進」や「コミュニケーションの円滑化」などに効果があると答えた。しかし、今後の課題は、「看護スタッフの技法の修得」や「技法の習熟度」であった。また、4割が「効果が現れるまで期間」や「治療方針」は支障にならないと答えた。 平成13年度は、指圧マッサージ技法の適用基準マニュアルと、視聴覚媒体としてのVTRを作成した。適用基準マニュアルは、臨床場面で技法を活用している看護師ならびに研究協力者の意見を参考にして、研究分担者が検討を重ねた。指圧マッサージ技法の適用基準は、7つの看護場面別に目的、摘用条件、患者への説明事項、技法、効果など11項目で構成した。VTRは研修修了生を対象に、基本的な手技を解説した。 適用基準の明確化により、評価が容易になった。そのため、今後は看護師が臨床場面で指圧マッサージ技法を応用した臨床事例を増やし、指圧マッサージ技法の適用基準マニュアルの妥当性を継続して検討する。
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