研究課題/領域番号 |
12672328
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 九州大学 (2002) 佐賀医科大学 (2000-2001) |
研究代表者 |
松岡 緑 九州大学, 医学部, 教授 (00108763)
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研究分担者 |
安田 加代子 (藤野 加代子) 佐賀医科大学, 医学部, 助手 (90336123)
内村 智美 佐賀医科大学, 医学部, 助手 (20325616)
藤田 君支 佐賀医科大学, 医学部, 講師 (80315209)
古賀 明美 佐賀医科大学, 医学部, 教務員 (00336140)
楠葉 洋子 佐賀医科大学, 医学部, 助手 (90315193)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2000年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 糖尿病教育 / 患者の教育ニーズ / 臨床看護実践 / 困難な気持ち / コーピングメカニズム / 肯定的な気持ち / 自己管理 / チームアプローチ / 糖尿病 / 社会生活の調整 / 対処方法 / 食事療法の負担感 / 療養体験 / 適応 / 食事療法 / インスリン療法 / 社会的支援 / 糖尿病患者 / 看護 / 患者教育 / 個別教育 / 集団教育 / 教育方法 / 地域糖尿病療養指導士 |
研究概要 |
教育効果がなく、自己管理ができていない患者の場合、教育のプロセスに問題があることも予測される。Kate Lorigは、慢性疾患患者の患者教育において重要なことは、ニーズアセスメント、到達目標の設定、教育を受けた患者の教育に対する評価であると述べている。患者教育に対する評価をどのように実施し、その結果をどのようにフィードバックするかが、患者教育を成功に導くひとつの方法だと考える。 そこで、第一の研究では、糖尿病患者に対する教育がどのように実施されているか、看護師は糖尿病教育に対しどのような認識をもっているのかを把握し、糖尿病教育の一翼を担っている看護師の役割を明らかにすることを目的として、「臨床看護師の糖尿病患者教育活動に関する研究-佐賀県・福岡県における患者教育プロセスに焦点をあてた実態調査-」を行った。 次の段階として患者教育を行う際には患者の教育に対するニーズを把握しておくことが必要だと考え、「糖尿病患者教育に対する患者のニーズ調査」を実施した。 第三の研究では、糖尿病の合併症予防のためには患者の自己管理が最も重要であるが、自己管理を困難に感じている患者が多数存在するために効果的な教育方法が模索されている。そこで、糖尿病の自己管理と社会生活の調整に伴う困難な気持ちから肯定的な気持ちへと変化した対処を明らかにすることを目的として、「糖尿病の自己管理と社会生活の調整に伴う困難な気持ちとその対処-肯定的な気持ちへ変化した対処を中心に-」を実施した。 最後の章に今日の活動を「糖尿病患者教育に関するチームとしての取り組み」とのテーマでまとめた。
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