研究課題/領域番号 |
12672338
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 愛知県立看護大学 |
研究代表者 |
濱畑 章子 愛知県立看護大学, 看護学部, 教授 (20238075)
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研究分担者 |
田中 優子 愛知県立看護大学, 看護学部, 助手 (70303774)
松岡 広子 愛知県立看護大学, 看護学部, 講師 (60249274)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 介護保険 / 老人保健施設 / 看護職 / 介護職 / ケア / 看護 / 介護 |
研究概要 |
<研究目的> 平成12年度は老人保健施設における介護保険導入後の看護・介護職のケア内容の変化を明らかにすること、平成13年度は同施設で働く看護・介護職に介護保険導入後のケアをどうとらえているのか意識を知る目的で研究を実施した。 <研究方法と対象> 平成12年度は介護保険導入後3ヶ月後、6ヵ月後、1年後に4日間のタイムスタデイを3つの老人保健施設の看護・介護職について実施した。タイムの記録は研究者が本調査のために作成した28項目から構成されるケア内容用紙に記入した。 平成13年度は15項目から構成される質問用紙を使用し、アンケートを同じ施設の看護・介護職に実施した。 <結果> 平成12年度では、3つの施設の看護職の総時間をみると、3ヶ月後と6ヵ月後は他のスタッフとの仕事の連絡・調整、記録・整理・判断、食事の介助や与薬、バイタルサイン測定・観察にかかる時間が多かった。介護職の3ヶ月後は入浴や食事の介助、他のスタッフとの仕事の連絡'・調整、排泄の介助が多く、6ヶ月後は連絡・調整、食事の介助、1年後は食事の介助がもっとも多かった。 平成13年度のアンケート調査の結果では、高齢者の日常生活についてのケアが多いと意識するものが半数を超えていた。検査や処置、受診への付添いなどは少ないと回答した者が多かった。介護保険についての意識をみると、介護保険が新しく導入されたことによって老人保健施設の役割と入所者へのケアが影響を受けるだろうと回答する者が多かった。
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