研究課題/領域番号 |
12672343
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 久留米大学 (2002) 大分県立看護科学大学 (2000-2001) |
研究代表者 |
溝口 全子 久留米大学, 医学部・看護学科, 講師 (10284639)
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研究分担者 |
窪田 由紀 九州国際大学, 法学部, 教授 (00258576)
松井 茂之 京都大学, 大学院・医学研究科, 助教授 (80305854)
中嶋 カツヱ 久留米大学, 医学部, 助教授 (10279234)
平田 伸子 九州大大学, 医学部・保健学科・看護学専攻, 教授 (60304846)
斎藤 ひさ子 佐賀医科大学, 医学部, 教授 (60117116)
SHIRLEY Gerald Thomas 大分県立看護科学大学, 看護学部, 講師 (50305843)
洪 麗信 大分県立看護科学大学, 看護学部, 教授 (70305861)
野崎 雅裕 九州大学, 大学院・医科研究科, 助教授 (60228319)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2000年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 望まない妊娠 / 中絶 / 心理社会的変数 / 未婚者(大学生) / 既婚者 / 性及び生殖に対する態度 |
研究概要 |
本研究は、わが国で低用量ピルが認可された時点での以下の研究である。 性及び生殖に関する意識・行動に、どのような心理社会的変数が影響しているかを探り、女性の望まない妊娠や中絶の減少を促進あるいは困難にする要因の同定を試み、今後の対応策について示唆を得ることを目的とした。 研究は第1部と第2部で構成し、実施した。 第1部(平成12年度)は、日本における性及び生殖に対する態度を客観的にみる尺度の開発に関する研究であった。わが国では、性及び生殖に関する研究は全体的に少なく、性や生殖に関する意識・態度を客観的にみる尺度がなかった。そこで、まず、Reproductive Hea1th/Lightsの視点から性及び生殖に対する態度尺度を開発した。結果、「性に対する態度」「避妊に対する態度」「中絶に対する態度」の3下位尺度から成る34項目の尺度が開発された。いずれも信頼性、妥当性ともに評価された。 第2部(平成13年-14年度)は、わが国の人工妊娠中絶増加が心配されている、既婚者(中年層)と10代の若者を対象に、性及び生殖に関する実態と意識調査を実施した。 性及び生殖に対する意識・行動と、1部で作成した性及び生殖に対する態度尺度、他、心理社会的変数(パートナーとの関係性、性差観、自尊感情、避妊に関する自己効力感等)を含めて分析を試みた結果、生殖年齢層の未婚者と既婚者の性及び生殖に関する意識・行動の特徴が明らかになった。
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