研究課題/領域番号 |
12680009
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
体育学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
岡出 美則 筑波大学, 体育科学系, 助教授 (60169125)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2000年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 体育教師教育 / 効果的な教師 / 批判的省察 / エクスパタイズ / パフォーマンス志向 / 教師教育 / 模擬授業 / 授業づくり / フィードバック / 時間配分 / サイクル性のある思考 |
研究概要 |
本研究は、国際的に求められている良質の体育教師教育の実現に向け、大学生が授業を実施する実践的な能力開発に向けたカリキュラム並びに授業の展開方法を具体的に検討することを目的に、次の諸課題に取り組んだ。 1.体育教師教育をめぐる現状と課題に関する検討。 2.筑波大学における体育授業理論実習I〜IIIのカリキュラムの検討並びに成果の検証 3.群馬大学における集中講義形式での授業の構成検討並びに成果の検証 4.現職教員に対する体育教師教育に向けた取り組みとその成果 5.諸外国における教師教育の動向と研究方法の確認 その結果、諸外国、特に英語圏では体育教育がパフォーマンス志向で展開されていることやスポーツ教育学研究の成果がそこに明確に反映されていることが確認できた。また、データに基づく省察的実践を展開することで、学生並びに現職教師ともに相互作用の頻度は短期間に変容可能であった。他方で、教科内容に対する理解や教材づくりに関する能力改善には課題が残された。
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