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児童の肥満度とライフスタイル及び体力・自覚症状との関連

研究課題

研究課題/領域番号 12680021
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 体育学
研究機関福井大学

研究代表者

戎 利光  福井大学, 教育地域科学部, 教授 (70135101)

研究期間 (年度) 2000 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード肥満度 / ライフスタイル / 児童 / 体力 / 自覚症状 / 肥満児 / 体力・自覚症状
研究概要

本研究の目的は、数多くの児童を痩せ群・普通群・肥満群の3グループに分類し、さらに、肥満群を、軽度肥満群・中等度肥満群・高度肥満群の3グループに分類して、痩せ群・普通群・軽度肥満群・中等度肥満群・高度肥満群のライフスタイルの特徴を明らかにし、同時に、体力や自覚症状についても、肥満度別にその特徴を明らかにすることであった。具体的には、福井県内小学校の4〜6年生児童1,377人(男子746人、女子631人)を対象にした。
本研究の結果より、次の5つの事項が明らかになった。
(1)肥満児は就寝時刻が遅いので睡眠時間も短く、睡眠不足を感じている。
(2)肥満児は身体活動量が少ない。
(3)肥満児は朝食の頻度が少なく、夕食の摂取量が多い。
(4)肥満児は瞬発力・筋持久力・敏捷性・全身持久力が劣り、特に、高度肥満・中等度肥満・軽度肥満と肥満の程度により、瞬発力と全身持久力は低下している。
(5)運動能力は、身体活動量が多いほど高い。
肥満児の生活習慣は容易に肥満につながりやすい生活を送っており、また、肥満児は体力低下傾向にあることから、運動をあまりしなくなり、そしてそのことが一因となり、肥満と体力低下が関わっているようである。また、肥満児のライフスタイル全体が肥満の原因になっているという実態が明らかになった。

報告書

(4件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 戎 利光: "児童の肥満度とライフスタイル及び体力・自覚症状との関連"教育医学(日本教育医学会学会誌). (発表予定).

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Toshimitsu Ebisu: "Relations between obesity and lifestyle, fitness and awareness symptoms in elementary school children"The Journal of Education and Health Science. Vol.48. (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 戎 利光: "児童の肥満度とライフスタイル及び体力・自覚症状との関連"教育医学(日本教育医学会学会誌). (発表予定).

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 戎 利光: "児童の肥満度とライフスタイル及び体力・自覚症状との関係"教育医学(日本教育医学会学会誌). (発表予定).

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 戎利光: "児童の肥満度とライフスタイル及び体力・自覚症状との関連"教育医学(日本教育医学会学会誌). (発表予定).

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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