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水中ビデオを用いた水泳指導支援システムの作成

研究課題

研究課題/領域番号 12680027
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 体育学
研究機関京都工芸繊維大学

研究代表者

野村 照夫  京都工芸繊維大学, 繊維学部, 助教授 (60189438)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2000年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
キーワード水中ビデオ / 水泳指導 / リール・アップシステム / 牽引抵抗 / 水泳 / 水中牽引 / バイオメカニクス
研究概要

水泳技能は,スイマーの発揮する推進力と水の抵抗のバランスが重要な要素の一つと考えられる.したがって,水中の動作と水から受ける力を評価することは,初心者や選手を問わず,その指導にとって重要な課題である.そこで,本研究では,次の2点を目的とした:
(1)水泳時の水中映像と水から受ける力を同時にグラフィカルに表示するシステムの作成
(2)上記システムを利用した指導による水泳技能の習熟効果の検討
ハードウエアのシステム構築:水中ビデオ映像をPCに取り込むには,リアルタイム処理では,CPUに負担がかかりすぎるため,汎用PCでは適切でない.そこで,水中モニターシステムの映像とリールアップシステムのパソコン出力をビデオエフェクタにより合成し,結果をビデオデッキで録画するシステムを構築した.
ソフトウェアの開発:データの入出力,グラフィカルなデータのリアルタイム描画などのソフトを作成した.表示方法,タイマーの精度などを工夫した.水泳指導場面でのシステム運用を鑑み,計測後にもデータを読み出し,結果を描画,グラフの各点の数値参照ができるようにプログラムを改良した.
本システムを利用した指導による水泳技能の習熟効果の評価:水泳指導現場で本システムを運用し,計測後ビデオを再生し,水中映像と抵抗値グラフを対応させることによって,問題点を発見した.その課題について練習後再び撮影し改善できたかどうかを確認した.このとき、水泳技能の評価尺度として、ストリームライン姿勢での抵抗値を検討した.その結果,問題点を具体的捉えることによって,練習後,姿勢制御に関して短期にスキルの向上が伺われた.

報告書

(3件)
  • 2001 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2000 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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