研究課題/領域番号 |
12680042
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
体育学
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研究機関 | 鹿屋体育大学 |
研究代表者 |
川西 正志 鹿屋体育大学, 生涯スポーツ実践センター, 教授 (50177713)
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研究分担者 |
前田 博子 鹿屋体育大学, 体育学部, 助教授 (30253925)
北村 尚浩 鹿屋体育大学, 体育学部, 助手 (70274868)
野川 春夫 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 教授 (70208312)
中島 豊雄 愛知学泉大学, コミュニティ政策学部, 教授 (30023592)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2000年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 総合型地域スポーツクラブ / インターネットサイト / クラブ情報 / 評価システム / インターネット / 情報サイト |
研究概要 |
本研究では、スポーツ振興基本計画でも政策目標として掲げられている総合型地域スポーツクラブの各種クラブ情報を明らかにするため、平成7年度から文部科学省育成事業補助を受けた41市町村43クラブの調査を実施した。質問紙法と直接面接法を併用し、そのクラブの基本情報や施設情報を収集した。特に、クラブの属性、指導者、施設、クラブハウス、社会的効果等の項目へのクラブ担当者からの自己評価も実施した。また、ドイツ国クライスノイス郡でのスポーツクラブ調査(7クラブ)、北九州市、広島県熊野町、山形県鶴岡市、鹿児島県鹿屋市の総合型地域スポーツクラブ会員に対しては、ネットワーク形成機能とコミュニティ形成機能に関した質問紙調査を実施した。研究結果から、育成事業を実施している市町村では、自立運営に入っているものの、指導者の確保や学校や他の地域スポーツ団体と連携は、必ずしも十分に確立されていない評価が明らかになった。また、総合型地域スポーツクラブのクラブへの参加は、会員の地域での人的ネットワーク形成や部分的にはコミュニティモラール形成への肯定的な影響がみられ、それは、農村部よりも都市部において顕著な差がみられた。ドイツでのクラブ調査からは、伝統的なクラブの存続に当たっても、会員への多様なニーズと質の高いサービス内容の充実が重要な要因として上げられている。すべての研究結果については、形式を整えデジタルデータベース化され、今年度末までにインターネットサイトを立ち上げるため基本的なホームページの作成と検索メニュー作成についても完成した。
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