研究課題/領域番号 |
12680073
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 京都大学 (2001) 福井大学 (2000) |
研究代表者 |
杉浦 和子 京都大学, 文学研究科, 助教授 (50155115)
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研究分担者 |
石川 義孝 京都大学, 文学研究科, 教授 (30115787)
山本 博文 福井大学, 教育地域科学部, 助教授 (50240122)
服部 勇 福井大学, 教育地域科学部, 教授 (60020111)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2001年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2000年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 福井 / サンフランシスコ / 地震災害 / 防災対策 / 都市計画 / 住民意識 |
研究概要 |
2年間の研究プロジェクトでは、(1)文献調査、(2)福井大震災の概要や問題点の整理、(3)サンフランシスコ市での地質調査、(4)福井市とサンフランシスコ市での防災意識調査、(5)名古屋および鳥取での自然災害状況調査、(6)資料のデータベース化を行った。 (1)文献調査:日本での最近の大規模地震災害(福井地震と阪神淡路大震災)ならびにアメリカ合衆国西海岸(とくにサンフランシスコ)での地震災害による被害状況や復興過程、都市計画、防災計画、災害に対する住民意識の変化などについて、調査報告を含む文献や地図、空中写真の収集を行った。 (2)福井大震災の総括:本研究プロジェクトの中間報告として、平成13年2月に公刊した。 (3)平成12年末から13年初頭にかけて、サンフランシスコの地盤環境を現地調査するとともに、米国地質調査所で、地震報告書や地質図などの資料を収集した。 (4)平成13年4月から6月には福井地域で、また平成13年8月から12月にはサンフランシスコ市南郊で、住民の地震防災に対する意識について、アンケート調査を実施した。福井地域で得た回答についての分析結果は、すでに論文にまとめて公刊した。 (5)平成12年9月の名古屋を中心とする豪雨災害、また同年の鳥取県西部地震、それぞれの被災地の状況を調査した。 (6)福井地域・サンフランシスコ市に関して収集した資料を整理し、データベース化する作業を進めた。 平成13年3月には、こうした2年間にわたる本研究プロジェクトで遂行したさまざまな調査や収集資料、関連するテーマについて公刊した論文をとりまとめて、報告書として刊行した。
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