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しまなみ海道開通に伴う島嶼部へのインパクトの諸相

研究課題

研究課題/領域番号 12680077
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 人文地理学
研究機関愛媛大学

研究代表者

藤目 節夫  愛媛大学, 法文学部, 教授 (80036384)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードしまなみ海道 / 本四架橋 / 瀬戸内しまなみ大学 / 観光 / 近接性 / 観光開発 / 行政トップのリーダーシップ / 住民の誇り意識
研究概要

本研究は、1999年5月に開通したしまなみ海道の地域インパクトの諸相を明らかにする目的で、開通に伴う島民の移動性を定量的に把握し、観光客のしまなみ海道を含む本四架橋3ルートの観光ルートとしての評価を明らかにし、さらには、まちづくりの一環として開通と同時に設立された「瀬戸内しまなみ大学」の活動と評価を行った。その結果、(1)しまなみ海道の開通は全体として島民の移動性を向上させたが逆に低下した地区も少なくないこと、(2)開通と同時に開設された高速バスは、片側クローズドドア方式のために期待ほどには島民の移動性を向上させていないこと、しかしこの方式を解除すれば移動性はかなり向上すること、(3)しまなみ海道の最大の観光価値は「橋と海と島がおりなす景観」であり、自歩道の存在がその価値をより高めていること、(4)本四架橋の3ルートの観光評価ではしまなみ海道が卓越した評価を有していること、その要因は島伝いのルートとも関係する島並の自然・景観、そして島の文化であること、(5)しまなみ大学は、「地域文化の発掘・再評価・創造」や「地域イメージの向上」に一定の役割を果たしていると地元自治体から評価されているが、大学の目的の一つである自治体間の連携の点では評価が低く、今後のしまなみ大学の運営に対する問題点の一つであること、等の諸点が明らかとなった。

報告書

(3件)
  • 2001 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 藤目 節夫: "しまなみ海道におけるまちづくりと地域文化"瀬戸内海. (未定).

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] "Regional redevelopment in Shumanami-Kaidou region by making the best use of local culture"Scientific Forum of the Seto Inland Sea. (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 藤目節夫: "しまなみ海道におけるまちづくりと地域文化"瀬戸内海. (未定).

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 藤目節夫,横山貴志: "しまなみ海道沿線地域における観光による地域振興の比較分析"地理科学. (予定). (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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