研究課題/領域番号 |
12680214
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
松下 文夫 香川大学, 教育学部, 教授 (40229472)
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研究分担者 |
村瀬 康一郎 岐阜大学, 教育学部, 助教授 (80150027)
生田 孝至 新潟大学, 教育人間科学部, 教授 (20018823)
宮前 義和 香川大学, 教育学部, 助教授 (40325329)
住野 好久 香川大学, 教育学部, 助教授 (60243531)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
900千円 (直接経費: 900千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 現職教育 / 再教育 / 情報通信ネットワーク / 遠隔教育 / テレビ会議システム / 現職教員 / 遠隔教育システム / ISDN / テレビ会議 / 遠隔授業 / 多地点制御 / テレビ電話 |
研究概要 |
学校が直面している諸問題を適切に解決できる教員の養成、および現職教員の資質向上を目的とした再教育システムを試行した。これは香川大学大学院の授業を、テレビ会議システムを用いて高知大学、鳥取大学へ配信する遠隔教育として実施した。この再教育においては、ビデオによる教材はCS放送システムで送信し、テキストや印刷資料は各会場で配布して用いた。 実施後の受講者に対するアンケート調査の結果から、現職教員の学修の機会として、テレビ会議システムを利用した遠隔教育が一つの方法であることが分かった。 1)テレビ会議システムは、ISDNの1回線(2B)による接続で十分に利用が可能であること。 2)動画の教材を、CS放送やビデオテープで提供することで、テレビ会議システムの解像度が低いという問題点を補うことができること。 3)音声については、ハウリング、エコーの防止に注意を払うこと。 4)講師に質問できる機会を、多くとることを望んでいること。 5)授業の中で、他会場と情報交換や討議できることを強く望んでいること。 6)授業科目は、教育臨床心理学、教育情報、教育実践等を望んでいること。 7)授業は、夏季休業日や土曜日・日曜日に実施することを望んでいること。 8)インターネットを利用した広報活動や申込み手続きの簡素化を望んでいること。 今後の課題として、1)受講者の所属する学校種ごとに、教材が選択できる教育方法を講じること。2)日常化するためには、CS放送に代わる動画の配信方法を考えること、などが生じた。
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