研究課題/領域番号 |
12680220
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 獨協大学 |
研究代表者 |
立田 ルミ 獨協大学, 経済学部, 教授 (10049637)
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研究分担者 |
井口 厚夫 獨協大学, 外国語学部, 助教授 (50202867)
大西 雅行 獨協大学, 外国語学部, 教授 (40049581)
中西 家栄子 獨協大学, 外国語学部, 教授 (20217780)
富澤 儀一 東京理科大学, 理工学部, 教授 (40084462)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2001年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2000年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 日本文化 / 日本語聴解 / コミュニケーション / WBT / 遠隔教育 / 協調学習 / 留学生 / 異文化比較 / Web教材 / コミュニケーションシステム / マルチメディア |
研究概要 |
本システムの設計・開発および研究発表、論文作成を行うに当たって、平成12年度には23回の研究会を行い、平成13年度には25回の研究会を行った。これらの研究会でまとめた内容を基に開発と実験を行った。 獨協大学では、エセックス大学、デユースブルグ大、ヨーク大学、西部カトリック大学、アラバマ大学、ウーロンゴ大学から毎年交換留学生を受け入れており、それ以外の正規の外国人留学生も約100名在学している。本研究は、日本語と日本文化を学ぶ学生および日本語教授法専攻生のためのコミュニケーションシステムの開発を目的としたものである。コミュニケーションの相手としては、獨協大学の留学生およびイリノイ大学で日本語・日本文化を学ぶ学生と獨協大学で日本語教授法を専攻している学生を主に対象とした。本研究では、これらのコミュニケーションの土台となる日本文化のホームページ(http://www2.dokkyo.ac.jp/~japan)を基に、従来開発したものとコミュニケーションシステムを統合した。また、日本語教育のためのWBT聴解教材を開発し、実際に留学生が利用した結果をまとめた。日本文化が若い世代にどのように捕らえられているかを英語と日本語でホームページを作成し、また英語圏の外国人学生が日本文化に対してどのようなイメージを抱いているかの意見を載せ、意見交換の場を設けることによりよく日本文化と日本語を理解してもらうことを目的とした。これらのコミュニケーションにより、お互いの文化に対する理解が深まったかどうかを調査研究した。今回開発した日本語聴解教材は、ICCE2001の発表でも非常に興味を持たれたものである。また、異文化間コミュニケーションに関しては、ICCE2000とED-MEDIA2001で発表した。
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