研究課題/領域番号 |
12680234
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 岐阜工業高等専門学校 |
研究代表者 |
木下 祥次 岐阜工業高等専門学校, 電子制御工学科, 教授 (00089848)
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研究分担者 |
森 貴彦 岐阜工業高等専門学校, 電子制御工学科, 助手 (20332025)
森田 良文 名古屋工業大学, 電気情報工学科, 助教授 (00241224)
福永 哲也 岐阜工業高等専門学校, 電子制御工学科, 助教授 (50249794)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2002年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2000年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | ネットワーク / 工学実験テーマ / 遠隔操作 / 自主学習システム / 教育システム / バーチャルリアリティ(VR) / 教育用教材 / 熱・流体力学 / マルチユーザ / 自主学習 / 工学実験 |
研究概要 |
1.研究成果の概要 (1)マルチユーザ対応型ネットワーク環境の構築に関して ネットワークを利用した遠隔・自主学習システムが構築された。この学習システムでは、サーバー側に複数の工学実験テーマや専門科目の教育用教材が置かれる。学習者は外部から自由にこの学習システムにアクセスでき、自主的に学習することが可能である。複数の学習者が、ネットワークを利用してこの学習システムを同時に利用することになるので、並列高速処理が可能なサーバーの導入およびネットワーク環境が構築された。 (2)ネットワーク上に自主学習用の実験テーマおよび教材を配置することに関して この遠隔・自主学習システムにおいては、工学実験テーマとして以下のテーマが設定された。すなわち、(1)「バーチャルリアリティの実験」。(2)「FMSM(フレキシブルマスタスレーブマニピュレータ)の位置決め制御」。さらに、専門科目の教材としては、(3)「工業英語能力検定の資格所得を目的としたeラーニングシステム」、(4)「熱流体力学」ならびに「材料力学」が用意された。 「バーチャルリアリティの実験」では、仮想空間上に3次元的なハンドグローブを記述し、視覚および力覚フィードバックの開発を行った。また、「FMSMの位置決め制御」ではマスター側とスレーブ側での遠隔制御が可能になった。さらに、「熱流体力学」および「材料力学」における教材は、マルチメディア対応のコンテンツが作成され、Web上に教材を公開することが可能となった。 今後の計画としては、実験テーマを複数化すること、および、教育教材を利用する学習者側からの評価を求めることである。
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