研究課題/領域番号 |
12680249
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
新井 哲夫 群馬大学, 教育学部, 教授 (40222715)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2000年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 美術鑑賞 / 造形表現 / 造形表現の発達 / 鑑賞プログラム / 鑑賞題材 / 思春期の美術教育 / 発達段階をふまえた美術鑑賞 / 美術鑑賞題材の開発 / 小学校低学年の鑑賞活動 / 遊びの要素を取り入れた鑑賞 / 身体行為を伴う鑑賞 / 思春期の子どもの鑑賞活動 / 小学校低学年を対象とする鑑賞活動 / 戦後授業研究と美術教育 / 美術教育における授業研究の課題 / 美術教育における授業研究の方法 / 美術教育における教師の役割 / 美術教育の方法論 / 発達段階をふまえた鑑賞題材の開発 / 小・中学校を一貫する鑑賞教育の在り方 |
研究概要 |
本研究は、平成8年度から平成10年度の3年間にわたり、科学研究費補助金を受けて行った『造形活動における子どもの発達的特性をふまえた鑑賞教育の方法論に関する研究』に続くものであり、前回の研究において課題として残された「発達段階を考慮した鑑賞教育カリキュラムの検討」を中心課題として、先の研究成果を実践の場で試行するとともに、新たな題材の開発と授業モデルの作成を行い、小・中学校における9カ年間の図画工作・美術科教育を一貫する鑑賞教育プログラムについて検討することを目的とする。3年間の主な研究の内容及び成果は以下のようである。 1.研究の内容 初年度は、前回の研究において開発した鑑賞題材に新たに開発した題材を加え、協力者に依頼し、小・中学校における授業実践を行った。 平成13年度は、実践報告に基づき、題材の見直しを行うと共に、新たな題材の開発を行った。合わせて学部授業「鑑賞教育研究」において、鑑賞の授業モデルを試行し、有効性等について調査を行った。 平成14年度は、引き続き小・中学校における授業実践を行い、研究期間内に得られた計29件の実践報告をもとに、小・中学校を一貫する鑑賞教育プログラムの基本構造について考察した。 2.研究の成果 研究を通して得られた新たな知見は、以下のようである。 (1)小学校低学年から中学校まで、内容と方法を工夫することで、児童・生徒の関心や意欲に十分応えうる鑑賞教育が可能であること。 (2)造形表現(特に、描画)の低迷期といわれる思春期における美術教育の改善・充実を図る上で、鑑賞教育が重要な鍵となること。 (3)鑑賞と表現とを対立的にとらえる現在の図画工作・美術の教科構造は、児童・生徒の美術に対する理解を促し深める上で適切ではなく、早急に改善すべきであること。
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