研究課題/領域番号 |
12680256
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
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研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
押木 秀樹 上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (60233532)
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研究分担者 |
前田 和昭 中部大学, 経営情報学部, 講師 (20229298)
龍岡 亮二 中部大学, 経営情報学部, 助教授 (60227098)
迎 勝彦 上越教育大学, 学校教育学部, 助手 (50303194)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2001年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2000年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 筆順 / 筆順学習 / 漢字学習 / 漢字CAI / 筆順記述 / 筆順データベース / 筆順調査 |
研究概要 |
1.多字種・多人数の筆順調査と基礎分析 就学期の生徒201人を対象として、学年別漢字配当表の1006字種について、全点画記入式の筆順調査を実施した。この結果である約20万字について、字体の正誤・画数の一致から約19万字の有効データを抽出し、『筆順指導の手びき』との一致について字種別の集計をおこなった。これにより、筆順学習の指針となる『筆順指導の手びき』との異なり率について、学習学年・画数などとの相関を明らかにした。 2.筆順データの入力システムの作成・データの記述方法の設計および筆順データベースの作成 大量の筆順データを入力するための、ペン入力型コンピュータを用いた筆順データ入力システムを作成した。また、筆順データをコンピュータで扱う上でのデータ形式について、効果的なデータ記述方法を設計した。以上の入力方法および記述方法により、調査結果である184万ストロークのデータ入力をおこない、データベースを構築した。 3.筆順のパターン別解析 各字種について、正誤という視点ではなく、どのように異なるかという視点による分析をおこなった。これにより、各字種ごとに平均3.54種、小学校で学習する1006字種における合計3558の筆順パターンを明らかにした。パターンの出現率を分析する作業をおこなうことにより、現代の筆順の実態について考察した。
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