研究課題/領域番号 |
12680290
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
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研究機関 | 筑波技術短期大学 |
研究代表者 |
松藤 みどり 筑波技術短期大学, 聴覚部・一般教育等, 助教授 (30271464)
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研究分担者 |
大塚 和彦 筑波技術短期大学, 電子情報学科・電子工学専攻, 助手 (80331304)
新井 達也 筑波技術短期大学, 聴覚部・一般教育等, 助手 (70331303)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2002年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 英語 / 手話 / CD-ROM / ドリル / ゲーム / 神経衰弱 / 辞書 / 動画 / CD / Signed English / 英語の手話 / アメリカ手話 / 文部省検定済教科書 / SEE / ASL / 中学校英語 |
研究概要 |
1.手話の映像撮影 平成14年度から使用されている中学校用の英語の教科書から1種類を選び、三年間に扱われるすべての単語にASLをあてた。ASLに堪能なモデルに実演してもらい、デジタル・ビデオ・カメラで撮影した。 2.WEBページの作成 撮影した画像をコンピュータに取り込み、アルファベットで検索できる辞書形式のもの、ランダムカード形式のもの、神経衰弱形式のものをWEB上に掲載し、意見交換を行って改良を加えた。辞書とランダムカードに和訳も加え、手話の習得を目的としない学習者にとっても有益な英語学習教材となることをねらった。ランダムカードと神経衰弱ゲームに教科書の学年とユニットに対応した出題範囲を設定することができるようにして、学習教材としての質を高めた。 3.CD-ROMの試作 試作したCD-ROMは、聾学校や難聴学級の英語担当者、聴覚に障害をもつ中学生の親、この研究に関心を持つ一般の英語教師、学内のASL学習者等に配布し、使用してもらって完成品に意見を反映した。 4.解説書の作成 撮影した動画から静止画像を1単語につき2コマづつ取り込み、手話表現の解説文を加えて印刷体の解説書を作成した。CD-ROMについての動作環境や使用法を文書にして解説書の一部に加え、使用者の一層の便宜を図った。 5.成果発表 前年度までの成果について、アジア太平洋聾問題会議(台湾)ならびに全日本聾教育研究会で発表した。
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