研究課題/領域番号 |
12680343
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算機科学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
富樫 敦 静岡大学, 情報学部, 教授 (20172140)
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研究分担者 |
秡川 友宏 静岡大学, 情報学部, 助手 (90324326)
佐藤 文明 静岡大学, 情報学部, 助教授 (40273164)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2001年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2000年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 移動エージェント / プロセス計算 / 計算モデル / 開放系 / 分散システム / ソフトウェアアーキテクチャ / 制約解消 / 非均質性 |
研究概要 |
本研究の目的は、拡張性の高い開放型分散システム構築のためのソフトウェアアーキテクチャを明らかにし、移動エージェントに基づいた形式性、拡張性、柔軟性の高い開放型分散システムの堅固な基礎理論を確立することである。具体的な研究実施項目と内容を以下に記す。 (1)開放型分散システムに対するソフトウェアアーキテクチャの設計 (2)非均質性の対処法 (3)時間・空間・資源制約解消法 (4)開放型分散システムのための計算モデル 本研究では以下の項目に関して,以下の成果を得た. (1)ソフトウェアアーキテクチャの設計開発 2年度は、初年度の成果を基礎に、CORBAやORBなどの分散オブジェクト技術などを参考にして、アーキテクチャの基礎的枠組を設計し開発した。 (2)開放型分散システムにおける非均質性対処法 (4)の計算モデルに基づいて、昨年の成果であるインターフェースに相当するソフトウェアの動的な配信・稼働を可能にする方法を実装評価した。 (3)時間・空間・資源制約解消機構 移動エージェントに対する時間制約、空間制約、資源制約を統一的に解消する枠組みを実装し、実際のエージェントシステムに適用し評価を行った。 (4)開放型分散システムの計算モデル 移動エージェントの計算モデルM-pi計算を更に概念拡張し、開放型分散システムの計算モデルとして確立した。
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