研究課題/領域番号 |
12680388
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
廣川 佐千男 九州大学, 情報基盤センター, 教授 (40126785)
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研究分担者 |
池田 大輔 九州大学, 情報基盤センター, 講師 (00294992)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 初等幾何 / 推論 / 人工知能 / 幾何推論 / DCモデル |
研究概要 |
自動推論の研究において幾何推論は重要な分野の一つである。本研究ではKoedingerによる認知科学的な視点から提案されたDCモデルに基づく幾何推論システムの開発を目指し研究を行った。DCモデルは論理的推論を行うモデルでありながら、推論の制御に具体的な図を用いている。人間が幾何の問題を解くとき、図に表れる特徴的なパターンに着目して推論を進めることがあり、DCモデルはこの様子をモデル化したものである。具体的な図形に現われる特徴的な図形パターンの抽出が研究の要点であるが、本研究で考案した「長辺」という新しい概念を用いて、パターン抽出の効率を上げる実験を行った。これまでの方式では、図形記述は点が基本であったため、同一直線上にある点の認識に計算時間が多くかかっていた。基本データとして、同一直線上にある点のまとまりを表す長辺を用いることで、劇的に効率向上を図ることができた。研究室の内部資料は残せたが、残念ながら発表までには至らなかった。
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