研究課題/領域番号 |
12680415
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報システム学(含情報図書館学)
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中西 通雄 大阪大学, サイバーメディアセンター, 助教授 (30227847)
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研究分担者 |
桝田 秀夫 大阪大学, サイバーメディアセンター, 助手 (90304063)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | データベース / エージェント / 教育 / 利用者認証 |
研究概要 |
異種分散データベース、特に、半構造データベースに対する検索についての研究は各種行われているが、実際に運用するための検討が少なかった。本研究では、主に分子生物学分野のデータベースを素材として、エージェントを用いた通信方式や、実際の利用環境についての研究を行った。分子生物学のデータベースとして、利用頻度の高い4つのデータベース(Genbank, Prosite, PIR,およびPDB)を対象として選び、それぞれのファイルを研究部門内の複数の計算機上に配置して、各データベースに専用のエージェントを置き、これまでに作成してきたプログラムを利用して、XML形式のインターフェイスを持つエージェントを作成した。これらのデータベースにアクセスするエージェントはJavaアプレットで作成し、利用者はWebを用いて検索できるようにしている。エージェント間のオブジェクト通信には、HORBオブジェクトを用いている。また、エージェントが各データベースを移動しながら、必要な情報を効率的に得るための仕組みとして、IBM社によって開発されたエージェントシステムであるagletsについて検討を進めた。さらに、この基本メカニズムの応用として、教育環境において各ノートPCに存在する学習データを収集して、教育のために利用する基礎検討を進めた。
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