研究課題/領域番号 |
12680437
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
松井 正之 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (00034413)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 生産 / 経営 / 2センターモデル / MGM / SCM / 需給対応 / 楕円形理論 / TOC / BSC / 経済性 / 信頼性 / ペア行列表 / マネジメント / マネジメント・ゲーム / Win-Win方略 / 利益最大化 / マネジメント・ゲームモデル / 生産待ち行列 / ペア・ゲーム / モデリング / マセンター・モデル / マーケティング / ゲーム / 生産システム |
研究概要 |
最近のマネジメントでは、市場志向でフレキシブルなスピードが求められており、新しい需給対応マネジメントの理論が必要と考える。近年、サプライ・チェーンマネジメント(SCM)が普及しつつあるが、本研究ではこの理論とは別な独自の発想から、SCM時代における需給対応マネジメント問題の理論的研究を行った。 本研究では、両方の特徴を生かしながら体系的研究を行って、そのSCM時代のマネジメント理論を明らかにして、それをもとにしたマネジメント戦略論を提案している。そのために、2センターからなる単純マネジメント・ゲームモデル(MGM)とともに、その連鎖からなるSCMモデルを中心に展開した。これは、TOC(制約条件理論)を超えている。 MGM研究の成果として、ペア行列表(戦略マップ)における楕円形理論があげられる。この楕円形は、収益最大値と費用最小値の2極点からなり、利益最大値はその中間にあるとする。この理論は、ジョブ・ショップ企業やフレキシブル生産企業でも示された。SCM研究は、2連鎖MGMとしてのアプローチを行い、Win-Win方略と統合最適化を議論した。 これらの研究をもとに需給対応マネジメント研究を行い、その理論体系として新需給経済理論体系を検討した。また、経済性の楕円形理論の発展として、信頼性の楕円形を含めた楕円交叉理論が提出され、経営戦略理論、バランス・スコアカード(BSC)との対応を示した。これにより、ペア行列表はマネジメントのコンパスとしての利用価値が生まれた。
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