研究課題/領域番号 |
12680451
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
篠原 正明 日本大学, 生産工学部, 教授 (70318377)
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研究分担者 |
木下 栄蔵 名城大学, 都市情報学部, 教授 (50141908)
大澤 慶吉 日本大学, 生産工学部, 講師 (70060142)
西澤 一友 日本大学, 生産工学部, 助教授 (10130569)
中西 昌武 名古屋経済大学, 経済学部, 助教授 (10298630)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2002年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | AHP / DEA / ウエイト推定法 / 精神物理実験 / 算術平均法 / ベイズ定理 / 枝確率フロー平衡 / ITS / カーシェアリング / 複数評価者 / 主成分分析 / 正準相関分析 / ANP / 自転車 / ロジットモデル / フェヒナー / アフォーダンス / Conjoint分析 / 非集計分析 / 相互評価 / 人事測定 / マルチメディア |
研究概要 |
インターネットならびに移動体通信など近年発展が著しいマルチメディアネットワーク社会において多量に流通するデータならびに入手可能な情報を用いた様々な評価技法に関する研究を行った。研究対象とする評価技法は、一対比較、AHP(Analytic Hierarchy Process;階層型意思決定法)、ANP(Analytic Network Process;ネットワーク分析法)、相互評価法、DEA(Data Envelopment Analysis;データ包絡分析)、ゲーム理論、マルコフモデル、多変量データ分析など多岐におよぶ。AHP,ANP,相互評価法については、マインド遷移モデルとしての解釈を与えた。AHPの基本要素技術である一対比較については、その効率的デザイン「2-Cyclic Design」を与え、さらに、もう1つの基本要素技術であるウェイト推定法については、そのアルゴリズム間の性能評価比較を行った。又、DEAとゲーム理論の関係、AHPとDEAの関係、AHPとDEAと多変量データ解析の関係について考察した。具体的応用例として、国土都市基盤整備に関する意思決定における合意形成プロセスに関する研究について述べた。さらに評価技法が効果的に適用されるためには入力データが容易に入手可能であることが必須であり、そのためには、既存システムがマルチメディアネットワーク(MMN)化されることが不可欠である。MMN技術の適用対象として道路交通システムをとりあげ、ITS(Intelligent Transport Systems;高度道路交通システム)におけるMMN技術適用事例の研究成果についても報告する。これにより、MMN技術の適用システムにおいて、データならびに情報が効率的に流通し、その結果として、各種評価技法の適用が現実的となることを示した。
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