研究課題/領域番号 |
12680569
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境保全
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
河邊 伸二 (河辺 伸二) 名古屋工大, 工学系研, 助教授 (20252314)
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研究分担者 |
守 明子 名古屋工業大学, 工学部, 教授 (00314071)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 電磁環境 / セメント / コンクリート / 電波吸収体 / フェライト / カーボン / カーテンウォール / TV電波 |
研究概要 |
21世紀初頭に始まるTV電波のデジタル化により、鮮明なTV画像が得られる反面、画像が全く得られないなどの新たな問題が発生することも予想される。 過去の研究にて、TV電波吸収体の研究と開発のために平行二線測定法を用いてTV電波吸収特性の評価を検討してきた。 本年度は、次の3点について検討を行った。 1、コンクリート壁面や金属カーテンウォールなどの既存の建築壁面を測定対象として評価が行える、TVアンテナを用いたTV電波反射係数測定法について検討した。これにより、直接壁面を測定することによって建築物自体の電波反射係数を求め、より現実的な建築壁面のTV電波吸収特性の評価を得ることができる可能性を見いだした。 2、従来のVHF帯の平行二線測定装置にさらにUHF帯の平行二線測定装置を開発した。これにより、開発中の電波吸収体の吸収特性範囲の拡大を検討することが可能となった。 3、建築空間の一例として、病院建築内の電磁環境の測定を行った。これにより、電波吸収体に必要な条件を見いだし、今後の電波吸収体の開発に役立たせることが可能となった。また、開発中の電波吸収体の実空間での吸収効果を測定できる可能性を検討した。
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