研究課題/領域番号 |
12680753
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
平 英一 大阪大学, 医学系研究科, 助教授 (60263240)
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研究分担者 |
田中 秀和 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (70273638)
三木 直正 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (40094445)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2003年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2000年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 細胞接着因子 / ゲノミッククローニング / 発現制御 / 神経突起伸展 / 免疫グロブリンスーパーファミリー / 細胞内領域 / 神経突起 / 微絨毛 / 細胞接着 / 海馬 / 脊髄後根神経節 / 細胞骨格 |
研究概要 |
1)ギセリンのゲノミッククローニングと上流解析 我々はマウスギセリン遺伝子のクローニングを行い、16個のエクソンから構成されていること、2種類のアイソフォームはエクソン15のオルタナティブスプライシングにより生じる事を明らかとした。さらにギセリン遺伝子の上流解析を行った。このために上流域6kbpのクローニングを行い、さらに上流域をルシフェラーゼレポーター遺伝子を含むプラスミドに導入した。さらに、このプラスミドをPC12細胞に導入し、各種の増殖因子による刺激への反応性の検討を行った。 更にその中で反応を示す因子に関してはその責任領域を決定するために上流域の各種欠損ミュータントを作製しその責任領域を決定した。次いでゲルシフト法を行い、そこに結合する転写因子の存在を確認し、刺激によるその結合の増大を確認した。 2)PC12細胞における神経突起伸展へのギセリンの影響の検討 PC12細胞に1-ギセリン発現プラスミド、コントロールとしてギセリンの膜貫通領域のみを含むプラスミドを導入し、コントロールに比してギセリン全長の発現増大によりNGFによる神経突起伸展が増強することを明らかとした。 3)トランスジェニックマウス作製 ギセリンの神経系における機能を解析するために、L-ギセリンcDNAをニューロフィラメント遺伝子のプロモーターの下流に結合させたものをマウスに導入したトランスジェニックマウスの作成を行った。この際にGFPをニューロフィラメントプロモーターにつないだものも同時に導入し、これまでに3系統のダブルトランスジェニックマウスと1系統のGFP単独発現トランスジェニックマウスを樹立させた。
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