研究課題/領域番号 |
12680769
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経科学一般
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
浜崎 浩子 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助教授 (00211483)
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研究分担者 |
前川 文彦 日本学術振興会, 特別研究員
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2001年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2000年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | ボンベシン様ペプチド / ノックアウトマウス / ニワトリ / BRS-3 / GRP-R / ボンベシン様ペプチド受容体 / ニワトリ胚 / 強制発現 |
研究概要 |
1.NMB-R及びGRP-R両遺伝子を欠損したマウスの作製と解析:NMB-RとGRP-R遺伝子の両方がヘテロ型(+/-)である雌マウスと、NMB-Rがヘテロ型(+/-)である雄マウスを交配することにより、雄のダブルノックアウトマウスと、雄の野生型マウスを得た。ノックアウトマウスの表現型は野生型マウスと比較して際だった変化は見られず、また変化があってもGRP-RまたはNMB-Rの単独欠損マウスに見られるものと変わらなかった。 2.NMB-R, GRP-R, BRS-3過剰発現鳥胚の開発:各マウス型cDNAのC末端に発現のモニターを可能にするEGFP(クラゲ蛍光色素)遺伝子を結合して、増殖型のレトロウイルスをベクターとしたコンストラクトを作製した。ウイルス粒子を調整しウイルス感受性ニワトリ胚脳原基に感染させた結果、広範に強い発現が見られた。遺伝子導入したトリ胚は胚発生後期に灌流固定を行い、凍結切片を作製して表現型を解析中である。 3.鳥類におけるボンベシン系の解析:鳥類における類似のペプチド系の存在を明らかにする日的で、デジェネレートプライマーを用いたRT-PCRによって、ニワトリ脳からGRP-Rと、別にBRS-3とBB4にホモロジーの高い2種類の受容体をクローニングし、それぞれchGRP-RとchBRS-3.5と名付けた。in situハイブリダイゼーションを行ったところ、chGRP-Rは視床下部などの前脳の限られたところに発現しているのに対しchBRS3.5は前脳の線条体を中心とした広範囲で発現しているものの、小脳や脳幹には発現が見られなかった。この結果より、ボシベシンペプチド系は種を越えて存在し、鳥類においても哺乳類と同様の重要な機能を担っている可能性が示唆された。
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