研究課題/領域番号 |
12680847
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
内山 明彦 早稲田大学, 理工学部, 教授 (50063615)
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研究分担者 |
斎藤 恵一 東亜大学, 経営学部, 助教授 (90277799)
庄子 習一 早稲田大学, 理工学部, 教授 (00171017)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2001年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2000年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | マイクロクローセル / コードレス計測 / 植込機器 / モニタ / 超音波 / 診断機器 / 無拘束計測 / 植込み / 位置検出 / バイオテレメトリ / 生体情報モニタ / 体内植込機器 / 無電池方式 |
研究概要 |
本研究の成果をまとめると以下の3項目になる。 1.微少流量制御回路 今後は病院内および在宅医療においてコードレスの方向に向かうことが予想されている。この回路はマイクロテクノロジーを応用してマイクロ・リッターの流量を制御出来、化学成分の分析を体内で行うなど将来の診断の要素技術として有効である。 2.超音波による体内電子回路へのエネルギー伝送 無電池方式の植込み形電子回路にエネルギーを伝送するには、従来から電磁波が利用されている。しかし、電磁波の指向性をつけ難くエネルギーが分散するので効率が悪い。これに対して超音波は指向性が強くエネルギーを目標個所に収束出来る。実際にこの方式により、温度をモニタする発信器を超音波により駆動することができた。 3.診断機能付心電テレメータ送信機 現在の心電テレメータシステムは心電波形が正常でも異常でも連続して送り続け、受信側で識別している。これは電波帯域の占有および送信に伴なう電池寿命の短縮にも悪影響を与えている。今回の開発では、送信側に心電波形の異常を検出する機能を持っており、正常の場合は心拍数のみを一定の時間間隔で送り、異常の場合は数波形前から波形を伝送する。異常波形の認識率も実用上問題なく電池の消費量も極めて減少した。
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