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日本統治未期の朝鮮における「国民総力」運動に関する史的考察

研究課題

研究課題/領域番号 12710191
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 東洋史
研究機関佐賀大学

研究代表者

永島 広紀  佐賀大学, 文化教育学部, 講師 (50315181)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード緑旗連盟 / 国民総力朝鮮連盟 / 転向 / 新体制 / 国体科学 / 日蓮主義 / 京城帝国大学 / 革新 / 総動員体制 / 国民再組織 / 京城正学会 / 金融組合
研究概要

本年度は締め括りの年度として以下の研究を行った。
(1):昨年度から引き続いて資料調査と関係者からの談話聴取(アンケート調査と電話による聴取含む)を実施した。資料調査は主に東京・名古屋・福岡・ソウルにおいて行い、関係史料の補完に努めた。関係者からの談話聴取は思いの外に進捗した。特に元・朝鮮総督府官僚(東京都在住)・京城帝大医学部小児科助教授の遺族(大阪府在住)・京城保護観察所長の遺族(神奈川県/愛知県/福岡県各在住)からは談話聴取とともに写真資料なども入手することが出来た。また、緑旗連盟が経営した「清和女塾の修了生に対してアンケート調査を実施し、基本的な人事動向に関する確認作業が大いに進捗した。
(2):上記に併行させ、学会等でも研究報告を実施した。その題自・日時・学会名等は以下の通りである。
1)「昭和戦前期の朝鮮における『右派』学生運動試論」(九州史学研究会・第20回近現代史部会報告、2001年5月19日、於:九州大学)
2)「日本統治末期の朝鮮における転向者『善導』」(朝鮮史研究会・関西部会例会報告、2001年9月29日、於:河合塾大阪校セルスタ)
3)「日本統治末期の朝鮮における文壇『新体制』」(近現代東北アジア地域史研究会・第11回研究会大会、2001年12月8日於:早稲田大学)
(3):(1)(2)の成果をもとにして裏面の如くその研究成果の一部を公表し、また近日中に上記(2)における発表1)2)を学術誌上にて公表すべく目下作業中である。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 永島広紀: "「紺碧」は遥かに-在朝日本人の博多引揚げと「京城帝国大学」-"歴博<国立歴史民俗博物館>. 111号(3月刊行予定). (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 永島広紀: "昭和戦前期の朝鮮における「右派」学生運動試論-津田栄と京城帝大予科広正会・緑旗連盟の設立過程をめぐる予備的考察-"九州史学<九州史学研究会>. 130号(3月刊行予定). (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 古田博司, 小倉紀蔵編: "韓国学のすべて *「植民地統治」・「戦前における韓国(朝鮮)史研究」・「創民改名」・「独立運動」等を執筆"新書館(3月刊行予定). (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 永島広紀: "一進会立「光武学校」考"朝鮮学報. 178号(3月刊行予定). (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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