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地域・方言アイデンティティと方言変容の関連性についての調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 12710224
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 国語学
研究機関福島大学

研究代表者

半沢 康  福島大学, 教育学部, 助教授 (10254822)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード福島市方言 / 津市方言 / 方言変容 / 方言意識 / 計量的研究 / 世代差 / 福島県方言 / 三重県方言
研究概要

本研究の目的は,地域社会の方言変容と,その地域の人々の方言・地域に対する意識との間に見られる関連性を解明することにある。この問題を考察するために,次の2地点で多人数調査を行い,相互の結果を全国レベルで比較する。
(1)言語的には関西方言圏でありながら,文化・経済の面では名古屋を中心とした東海地方との繋がりの強い三重県北勢地方。
(2)関西とは対照的に威信が低い「弱い方言」である東北方言圏のうち,特に関東方言の影響を地続きに受けていると考えられる福島県。
2001年度は昨年度の調査を継続し,上記の地域(三重県津市内および福島県福島市内)において高・中・若年層インフォーマントを対象とした面接方言調査,アンケートによる意識調査を行った。面接調査の結果から,両地域の方言変容・衰退の度合いを把握し,アンケート調査によって人々の「方言意識」「地域帰属意識」を同時に測定した。
昨年度の調査結果による予備的な分析で見られた「方言使用への抵抗感」「地域帰属意識」などの変数と「方言変容(個人ごとの方言使用度)」との間の関連性は,今年度分を加えたより多数のデータによっても同様に確認できた。
現在,この関連性を生み出す因果メカニズムについて多変量解析の技法を用いた分析を行っている。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 半沢 康: "三重県津市における方言調査の報告(1)-方言・地域に対する意識-"佐藤宣男教授退官記念論文集 言語・文学・教育. 44-59 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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