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創造的研究開発活動に資する人的資源に関する体系的研究

研究課題

研究課題/領域番号 12730072
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 経営学
研究機関福島大学

研究代表者

三崎 秀央  福島大学, 経済学部, 助教授 (30312763)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード研究開発 / 人的資源 / R&D / 準拠集団
研究概要

当該研究では、大別すると2つの研究成果を得ることが出来た。ひとつは、知識ベース視角に基づいた、研究開発活動の測定を実施したことである。知識ベース視角は、これまでの資源ベース視角の戦略論とは異なり、知識の創造に主眼を置いた研究であり、我々の主たる研究領域である研究開発活動に対するインプリケーションに富んでいるが、定量的な研究はいまだ少ないのが実情である。本研究は、そのうちのひとつである点に意義があると思われる。
本研究では、先行研究のレビューを通じて、多様性のマネジメント、意図に基づく革新的試行、当事者を取り込んだ内的革新、外部の情報源の活用、技術的機会の活用、という5つの測定次元を設定し、それぞれ複数の測定項目を作成した。この調査票を用いた調査はすでに実施され、現在分析を進めているところであり、近日中に論文として発表する予定である。
研究成果の2つ目は、研究開発活動に従事する研究開発従事者の評価に関する知見が得られたことである。研究開発活動という、不確実性のきわめて高い活動において、評価活動が如何に困難かつ重要であるのかは、これまでの先行研究でしばしば指摘されてきた。本研究では、人的資源への評価が、被評価者に対してどのようなプロセスで影響を与えるのか、業績向上へ結びつくような影響を与える条件とは何かを明らかにすることが出来た。具体的には、モチベーション理論をもとに前者を明らかにし、公平性に関する研究をもとに後者を明らかにしている。これらをもとにした調査もすでに実施し、現在論文を作成中である。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 三崎秀央: "知識ベース視角に基づいた組織現象の測定の為の尺度の作成"地域創造. 13-1. 10-28 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 三崎秀央: "人的資源の評価における手続き的公平性と分配的公平性 : 評価活動の影響過程を中心に"商学論集. 70-3. 103-122 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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