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ミニ・プロフィットセンター経営に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12730099
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 会計学
研究機関学習院大学

研究代表者

三矢 裕  学習院大学, 経済学部, 助教授 (00296419)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードミニ・プロフィットセンター / 管理会計 / アメーバ経営 / 導入プロセス / 導入成果 / アクションリサーチ
研究概要

当初の、(1)MPC概念フレームワークづくり、(2)導入効果についての定量的実証、(3)導入プロセスについての定性的実証、(4)導入効果測定方法開発、(5)導入プロセス観察方法開発という五つの研究目的に沿って、研究実績を報告する。
まず、(1)については、組織、管理会計、経営理念が相互補完しながら、企業家的リーダー育成を目指すというフレームワークを作った。(2)については、年度内に質問票調査を実施できなかった。しかし、1998年に行った広島アルミニウム工業に対する調査結果をフォローアップすることができた。(3)は2002年3月4日に、フタベウエディング株式会社の上海工場を訪問することができた。同社は国内でアメーバ経営を導入した中でもっとも成功した企業のひとつとして有名だが、それを中国で実践する際にさまざまなローカライゼーションが行われていることがわかった。この調査では、上海出身の大学院生曹健氏の協力によるところが大きかった。また、京セラコミュニケーションシステム株式会社のコンサルタントと、過去の導入事例の成功と失敗のパターンを抽出するというプロジェクトを開始した。これまでケースバイケースとして扱われていたものから、ナレッジの体系が導き出された。さらに、2001年3月には京セラサンディエゴ工場でのフィールド調査を行ったが、今年度はそのインタビューMD起こしを行った。上記のワタベウエディングの事例とあわせて、これまで未開拓であった海外企業へのMPCシステム導入についての研究を行うための準備が整ってきた。(4)と(5)については、関連書籍のレビューにとどまらず、2001年8月に米国コロラド大学で「管理会計キャンプ」を共同主催し、米国人および日本人研究者とともに多様な実証研究の方法についての有意義なディスカッションを行った。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 三矢 裕: "管理会計システム導入の研究方法:トライアンギュレーションリサーチの有効性"学習院大学経済論集. 39巻1号. 2-9 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 三矢裕: "Robin Cooperのアメーバ経営研究に関する考察"学習院大学経済経営研究所年報. 第14巻. 65-74 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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