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ゲージ群の分類空間と種々のモジュライ空間のホモトピー論的研究

研究課題

研究課題/領域番号 12740047
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 幾何学
研究機関琉球大学

研究代表者

佃 修一  琉球大, 理学部, 助手 (50305182)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードゲージ群 / 分類空間 / 写像空間
研究概要

単純コンパクトLie群Gを構造群とするS^4上の主束はπ_3(G)〓Zで分類され,そのゲージ群の分類空間は対応するS^4からBGへの写像空間の弧状連結成分と(弱)ホモトピー同値であることが知られている.研究者はGがSU(2)の場合に各弧状連結成分同士がホモトピー同値になるための必要十分条件は対応するπ_3(G)〓Zの元の絶対値が等しくなることであることを示したが,その手法を用いてGがSO(3)の場合にも同様な結果が成立することを示した.
ここでは3次元球面のホモトピー群のp成分の元の位数がpであることを本質的に使っており他のGに対してはそのままではこの手法は使えないが,これを改良することによりGがSU(n)あるいはSp(n)の場合にも少し弱い結果を得た.一般に写像空間に付随して,基点を保つ写像の空間をファイバー,写像のターゲットを底空間とする自然なファイブレーションが得られるが,今の場合ファイバーはどの連結成分も同じになる.GがSU(n)あるいはSp(n)の場合,各連結成分に付随したファイブレーションが同値になるための必要十分条件は対応するπ_3(G)〓Zの元の絶対値が等しくなることであることを示した.論文は現在準備中である.
また琉球大学の神山氏に協力して空間上の奇数角形のモジュライ空間の複素構造の変形に関する研究を行い,複素構造の変形のモジュライ空間が0次元であることを示した.論文はCanadian Math.Bull.に掲載予定である.

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Tsukuda,Shuichi: "4-manifolds X over BSU(2) and the corresponding homotopy types Map(x BSU(2))"Journal of Pure and Applied Algebra. 151. 227-237 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Tsukuda,Shuichi: "Comparing the homotopy types of the components of Map(S^4BSU(2))"Journal of Pure and Applied Algebra.

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Kamiyama,Yasuhiko: "On deformations of the complex structure on the moduli space of spatial polygons"Canadian Mathematical Bulletin.

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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