研究課題/領域番号 |
12740165
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 宇宙科学研究所 |
研究代表者 |
斎藤 芳隆 宇宙科学研究所, 三陸大気球観測所, 助手 (50300702)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2001年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 硬X線 / 偏光検出器 / プラスチックシンチレーター / 硬X線検出器 / シンチレーションファイバー / 偏光 |
研究概要 |
本検出器は細長いプラスチックシンチレーターの束に長手方向から硬X線を入射させその散乱方向を調べることで偏光面を検出する。ここで最も重要なのが、散乱体であるプラスチックシンチレーターの感度をより低エネルギーまでのばすことである。このため、本年はシンチレーターの表面状態、および、反射材を実験を通じて検討し、反射材としてバルカーテープを用い、鏡面研磨を行った場合、最良の結果を得ることができた。また合わせて断面積を変化させた場合の影響を調べた。 多チャンネル読み出しが必要なため、当初バイキングチップを用いることも考えたが、実際に読み出すチャンネルが2チャンネルですむことに気づき、従来の基板技術で十分に機能させられることに気づいた。現在、設計に基づき、回路と製作中である。 これらの結果をふまえ、シミュレーションを用いてかに星雲の偏光検出の可能性を調べたところ、幾何学的面積が200cm^2あれば一回の気球実験によって有意に検出できることがわかった。来年度から検出器を1素子構築することを検討している。
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