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D-アミノ酸を含有する神経ペプチド、achatin-Iの生成機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 12740464
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 動物生理・代謝
研究機関(財)サントリー生物有機科学研究所

研究代表者

佐竹 炎  サントリー生物研, 研究員 (20280688)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードachatin-I / 異性化酵素 / Achatina fulica / differential display / pedal ganglion
研究概要

achatin-Iはアフリカマイマイの神経節および心房から単離された強力な心臓興奮作用を持つペプチドであり、N末から2残基目にD-Pheを有することが特徴である。achatin-I中のD-Pheは前駆体中のL-Pheがプロセッシングの過程で酵素的に異性化されることによって生成すると考えられたが、ペプチド中のアミノ酸を異性化する仕組みの詳細は不明である。そこで、このような異性化を触媒とする「異性化酵素」を単離・同定し、反応機構の解明を目指した。異性化酵素はachatin-I生成に関わる酵素であるから、achatin-I遺伝子が多量に発現している組織・器官に局在している可能性が極めて高いと推定した。これまでに、研究代表者らはachatin-IのcDNAクローニングに成功しachatin-I遺伝子は食道下神経節のpedal ganglion領域のみに特異的に発現していることを、PT-PCRおよびin situ hybridization法によって突き止めた。この知見をもとに、pedal ganglionとそれ以外の領域からそれぞれRNAを抽出してdifferential display(DD)PCRを行ってpedal ganglion領域に特異的に発現している遺伝子のスクリーニングを行い、いくつかのpedal ganglion特異的発現遺伝子を得た。現在は、これらの遺伝子の全長配列を解読し、さらに遺伝子物がachatin-I異性化に関与するものか検討している。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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