研究課題/領域番号 |
12750010
|
研究種目 |
奨励研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用物性・結晶工学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
呉 軍 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助手 (80313005)
|
研究期間 (年度) |
2000 – 2001
|
研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
|
配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2000年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
|
キーワード | 立方晶GaN / 立方晶AlGan / Gan / GaAs / 窒化物半導体 / MOVPE / MBE / 選択成長 / RF-MBE / MOVPE成長 / 中間層 / フォトルミネッセンス特性 / Si ドープ |
研究概要 |
本年度は、立方晶窒化物半導体薄膜の成長および評価に関し、以下に挙げる成果を得た。 1.有機金属気相成長(MOVPE)GaNの低欠陥化と選択成長の微構造評価 GaAs(100)基板上のGaN成長において、AlGaAs中間層を挿入することにより、GaAs基板の熱損傷に伴う結晶欠陥が大幅に低減することを見出した。また微細パタンマスクを用いたGaN選択成長において、特定のパタン方位および成長温度において立方晶GaNの成長が六方晶GaNに対して支配的となることが見出された。透過電子顕微鏡による微構造評価により、六方晶GaNの混在の発生形態および発生要因を明らかにした。さらにGaAs(111)基板上のGaN成長において、立方晶GaN緩衝層を介することにより、六方晶GaN層への貫通転位が大幅に低減し、かつほとんど無歪みの成長層が得られることを見出した。 2.有機金属気相成長立方晶AlGaN/GaN/GaAsヘテロ構造の電気的・光学的評価 GaAs(100)基板上の立方晶AlGaN/GaN/GaAsヘテロ構造の縦方向電気伝導およびC-V測定を進め、GaN/GaAs界面の価電子帯側に大きなバンド不連続が存在すること、それがヘテロ界面への正孔の蓄積ともなうP型伝導の原因となりうることなどを明らかにした。またGaN/GaAsヘテロ構造のエレクトロリフレクタンス測定により、ヘテロ構造におけるバンド構造の詳細を明らかにした。 3.GaNおよびInNのプラズマ励起MBE成長(RF-MBE) 窒素源としてN_2のRFプラズマ励起を用いたサファイア基板上のGaNおよびInN成長を進め、成長の各段階における表面再構成構造の基板温度およびプラズマ強度依存性などを明らかにした。これによりGaAs基板上における立方晶GaN、InN、AlGaN、InGaNなどの成長に移行するための基礎的知見を得た。
|