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HDDの電磁変換特性に及ぼすディスクのマイクロうねりの影響

研究課題

研究課題/領域番号 12750113
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 設計工学・機械要素・トライボロジー
研究機関東京工業大学 (2001)
長岡技術科学大学 (2000)

研究代表者

原 精一郎  東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (40293253)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード磁気ディスク / ヘッド出力 / 電磁変換特性 / 表面形状 / マイクロうねり / マイクロウェイビネス / 再生生力 / 再生出力
研究概要

1.電磁変換特性の測定
○前年度に導出した実験条件に従い,電磁変換特性のデータ収集システムを用いて,ディスクとヘッドの電磁変換特性の測定を行った.
2.電磁変換特性とマイクロうねりの関係の明確化
○電磁変換特性からヘッドの浮上高さを予測するための計算式を用いて,測定された電磁変換特性から,ヘッドの浮上挙動を予測した.
○振幅や周波数をフィルタを用いて分析することによって,マイクロうねりが浮上特性に影響を与える関係を明らかにした.
○前年度に測定されたディスクのマイクロうねり形状に対して,包絡線方式のモルフォロジーフイルタと柔軟なスプラインフィルタを適用し,ヘッドの浮上挙動を想定した形状データの解析,及びパラメトリック評価を行った
○以上の解析に基づき,測定された電磁変換特性,動的挙動,及びマイクロうねりの相互関係を明らかにした.そして,電磁変換特性からディスクのマイクロうねり,及びヘッド浮上軌跡の推定方法を確立して,ヘッドの浮上に影響を与えるディスク基板の輪郭うねり形状の波長の範囲を提示した.
3.グライド特性とマイクロうねりの関係の測定
○用意したサンブルディスクについて,グライドヘッドを用いてグライド特性の測定を行った.
○グライド測定の結果を解析し,ディスクのマイクロうねりがグライド特性に与える影響について調査した.
3.研究成果の公表
○上記2の項目について,得られた研究成果を国内学術雑誌,及び国際会議(ASPE)で発表した.

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 原 精一郎: "磁気ディスク面のマイクロウェイビネスが電磁変換の振幅変調特性に与える影響"精密工学会誌. 67・6. 960-965 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] Seiichiro Hara: "3-D MEASUREMIENT AND QUANTITATIVE DESCRIPTION OF DISK MICRO-WAVINESS"Proceeding of the 16th Annual Meeting of the American Society for Precision Engineering. 23. 373-376 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 原精一郎: "ハードディスク記録媒体の表面形状記述に関する考察と提案"日本トライボロジー学会トライボロジー会議予稿集. 209-210 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 原精一郎: "ヘッドスライダABSを考慮したディスクのマイクロウェイビネスと電磁変換特性"2000年度精密工学会秋季大会学術講演会講演論文集. 283 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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