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ドライビングインタフェースによる脚型知能ロボットの遠隔操縦

研究課題

研究課題/領域番号 12750199
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 知能機械学・機械システム
研究機関東北大学

研究代表者

近野 敦  東北大, 工学(系)研究科(研究院), 助教授 (90250688)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2000年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード四脚歩行ロボット / 遠隔操作 / ドライビングインタフェース / 実時間歩容生成 / 知能ロボット
研究概要

本年度は,四脚歩行ロボットの高速視覚システム,およびハンドルとフットペダルからなる移動ロボット遠隔操縦のためのコックピットを開発し,脚型ロボットの遠隔操作基礎実験を行った.
開発した高速視覚システムは小型軽量カラーCCDカメラ2台とDCモータ3台で構成される.2台のCCDカメラから得られた画像は,ステレオ画像ミックス回路を通して,画像処理ボードに入力される.画像処理ボードの出力はRF送信機でコックピット側に無線(UHF帯)で送信される.カメラの高速動作実験を行い,約40Hzの高速応答が可能であることが確認された.また,色抽出による物体視覚追跡実験を行い,ステレオ視を行いながら高速に物体を追従可能であることを実験的に確認した.
ハンドルとフットペダルで四脚歩行ロボットを遠隔操縦するために,実時間歩容遷移アルゴリズムを開発した.このアルゴリズムの開発により,ハンドルの切れ角とフットペダルの踏み角にそれぞれロボットの旋回半径と歩行のデューティー比を対応させ,旋回半径,歩行のデューティ比を実時間で連続的に変化させることが可能となった.
ハンドルとフットペダル,その入出力用コンピュータを使用して,コックピットを構築した.入出力用コンピュータにはPCを使用し,リアルタイムOSであるRT-Linux上で入出力ドライバ,および遠隔操作ソフトウェアを開発した.
高速視覚システム,およびコックピットを用いて,四脚歩行ロボットの遠隔操作基礎実験を行った.操作者は実際のロボットの動作を見ず,カメラから送られてくる現在ロボットが観察している画像を頼りに,ハンドルとフットペダルで操縦を行い,このインタフェースの有効性を確認した.

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 近野,三ツ谷,加藤,内山: "四脚知能ロボットJROB-2の遠隔操縦"ロボティクス・メカトロニクス講演会'00講演論文集. 2A1-43-043. 1-2 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 三ツ谷,近野,阿部,内山: "四脚歩行ロボット搭載用両眼視覚システムの開発"計測自動制御学会東北支部第188回研究集会資料. 188-14. 1-7 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 近野,三ツ谷,内山: "四脚知能ロボットJROB-2用高速視覚システムの開発"第5回知能メカトロニクスワークショップ講演論文集. 142-147 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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