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アンフォールディングを用いたデッドロックフリーな逐次構成型状態フィードバック制御

研究課題

研究課題/領域番号 12750403
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 制御工学
研究機関大阪大学

研究代表者

宮本 俊幸  大阪大学, 大学院・工学研究科, 助手 (00294041)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2000年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードペトリネット / 離散事象システム / アンフォールディング / 状態フィードバック / 可達性 / 被覆性 / 極大許容制御 / デッドロックフリー
研究概要

大規模離散事象システムの実時間制御を考える場合,システムの状態に柔軟に対応できるようより知的な状態フィードバック制御を行う必要がある.これまでに提案されている離散事象システムの状態フィードバック制御方法としては大きく分けて二つある.一つの方法は,全状態空間を生成して,生成された状態空間を元に制御を構成する手法(以下(a)法)である.もう一方の手法は,ペトリネットの構造を利用して,制御を構成する方法(以下(b)法)である.(a)法は,対象とするシステムが大規模な場合,状態空間が膨大となるので実時間制御に用いるのは不可能である.(b)法は,構造に制限を加えたクラスのペトリネットによって表現されたシステムにしか適用することができない.
本研究では(b)法に着目して研究を行ってきた。既存の研究成果ではペトリネットの構造に制限を加えたものにしか適用できなかったが,アンフォールデイィグを用いることによりあらゆる有界なペトリネットによるモデル化されたシステムに適用できるようになった。
また、可達性,被覆性の判定に重点を置いて研究を行った.これまでのアンフォールディングは対象とするペトリネットが有界である必要があった.ペトリネットが有界であるとは直感的には有限の状態数しか持たないということである.本年度の研究により無限の状態を持つペトリネットに対するアンフオールディングの生成,可達性・被覆性の判定が可能となった.

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 宮本俊幸, 笹川竜太郎, 熊谷貞俊: "非有界なネットのアンフォールディングと被覆性判定"電子情報通信学会論文誌A. J85・A・1. 57-65 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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