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コールドジョイント境界面における力学的挙動に関する検討

研究課題

研究課題/領域番号 12750425
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 土木材料・力学一般
研究機関名城大学

研究代表者

石川 靖晃  名城大学, 理工学部, 助教授 (00257651)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード初期欠陥 / 練り直し / 強度回復 / 遷移材齢時コンクリート / 強度回復特性 / レラクセーション
研究概要

コールドジョイントの力学的特性を知るためには,まず,領域を形成する遷移材齢時コンクリート(若材齢コンクリート)の力学的特性を知ることが肝要であるが,遷移材齢時コンクリートの力学的特性の大部分は未だ解明されていない.そこで遷移材齢時コンクリートの力学的特性を明確にすることを目的として研究を進め,以下の2つの成果を得ることができた.
(1)ひび割れ等の損傷を受けた場合,さらには損傷後練り直しを施した場合での遷移材齢時コンクリートの剛性および強度の回復特性の実験評価
損傷および練り直しを定量的に与えた材齢極初期のコンクリートに対して一軸圧縮試験を行った.その結果,一軸圧縮強度の経時変化特性は材齢,損傷の程度,損傷後練り直しを与えるまでの時間の関数で表現できることを示唆した.また,一軸圧縮強度に及ぼす練り直しの影響は材齢5時間くらいまでは有効であることが示された.また,弾性係数は,損傷や練り直しの影響をほとんど受けないことが示された.
(2)遷移材齢時コンクリートの短期的な応力緩和特性の実験評価
載荷材齢6時間〜2日までの材齢極初期のコンクリートのレラクセーション実験をポストピーク領域を含めた様々なひずみレベルで行った.その結果,プレピーク領域でのひずみレベルでの応力緩和量はひずみ制御開始から数時間のような短期間レベルでは,プレピーク領域でのひずみレベルに依存し,ポストピーク領域のひずみレベルでは応力緩和量はほぼ一定となることが示された.
上記の成果はコンクリート工学年次論文集で1篇公表され,さらに4件の口頭発表で公開された.

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 石川靖晃, 藤原武司, 浅川祐人海, 三堀 崇: "損傷を受ける遷移材齢時コンクリートの強度回復特性に関する実験的研究"コンクリート工学年次論文集. 23巻第2号. 763-768 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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