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街路環境整備を対象とするまちづくり支援エキスパートシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 12750471
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 交通工学・国土計画
研究機関埼玉大学

研究代表者

深堀 清隆  埼玉大学, 工学部, 助手 (70292646)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2000年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード街路デザイン / 知識ベース / データベース / 整合性 / トータルデザイン / ストリートファーニチャー / 街路景観設計 / デザインコード / エキスパートシステム
研究概要

本研究は街路環境整備において住民の参画を考慮しつつデザイン立案を行うためのシステムを構築するものである。このシステムでは街路形態やストリートファーニチャーを含め様々なデザインアイデアが整合したトータルデザインを実現することが意図されている。今年度は前年度の成果であるデザインメソッドのデータベースを活用し、具体的なデザイン立案の仕組みを拡充した。デザイン立案の仕組みについてはまず第1に対象となる街路に適用されるデザインメソッドの選定をどうするかという問題がある。ここでは街路周辺の土地利用形態によって選別される仕組みを導入した。これは各デザインメソッドと周辺環境条件との適合性をデータベースに登録しておくことで採用すべきメソッドの判定が可能となる。第2にデザインの対象となる街路の設計方針と整合のとれたメソッドを採用すると評価が高くなるようにした。これは考え得るデザイン方針を一覧形式でまとめ、これら全ての方針との整合性を全メソッドについてデータを登録した。第3にデザインメソッド間の整合性を評価する仕組みを導入した。デザインの立案はデータベースに登録されたメソッドの取捨選択によって行われる。最終的に採用が決定されたメソッド群同士のデザインの一貫性を保持するために、メソッド間の整合性を評価する手法を構築した。デザインメソッドのデータにはそのメソッドのデザイン効果と問題点が情報として与えられている。効果と問題点は共通のコードとしてあらかじめ定義されたリストから選択される。デザインメソッド同士の整合性はそれぞれのメソッドに与えられた効果・問題点同士の整合性をカウントすることによって示される。このように適用候補となったデザインメソッド群は与えられる3種類の整合性(周辺との整合、設計方針との整合、メソッド同士の整合)の評価結果によって総合的に検討を加えることが可能である。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Fukahori K., Kubota Y.: "Decision support system for selecting design method in urban street improvement"Proceedings of the 7th International Conference on Computers in Urban Planning & Urban Management. (CD-ROM). (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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