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前・後周期遷移金属ハイブリッド錯体触媒の創製による精密触媒反応の開拓

研究課題

研究課題/領域番号 12750760
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 合成化学
研究機関名古屋大学

研究代表者

山本 芳彦  名古屋大学, 工学研究科, 助手 (60283412)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2000年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード低原子価チタン錯体 / ラジカル反応 / ピナコール環化反応 / 均一系触媒 / 不斉反応 / 一電子還元
研究概要

優れた一電子還元力とルイス酸性を併せ持つ三価チタン錯体Cp_2TiPhが、3,4-位に不斉点を有する光学活性ヘキサ-1,6-ジアールのピナコール環化反応を効率良く触媒し、オールトランス異性体のみを選択的に与えることを明らかにした。また、光学活性ビナフチルジアールの触媒的ピナコール環化にも成功しした。いずれの例においてもほぼ100%の光学純度が達成された。更に、本手法を不斉触媒反応へと展開するため、面不斉を有するアレーンクロム錯体やフェロセン錯体を、四座配位子であるサレン配位子に組み込むことにより、低原子価チタン錯体とクロムあるいは鉄の光学活性錯体部位を併せ持つハイブリッド錯体の合成を現在検討中である。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Yoshihiko Yamamoto et al.: "Diastereoselective Inter- and Intramolecular Pinacol Coupling of Aldehydes Promoted by Monomeric Titanocene(III) Complex Cp_2TiPh"The Journal of Organic Chemistry. 66-11. 3865-3870 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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