研究課題/領域番号 |
12760121
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
林産学
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研究機関 | 秋田県立大学 |
研究代表者 |
岡崎 泰男 秋田県立大学, 木材高度加工研究所, 講師 (70279511)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 保証荷重 / クリープ / AE / 長期強度 / 曲げ強度 / 等級区分 |
研究概要 |
保証荷重載荷を受けた木材の短期強度、長期強度性能を明らかにすることを目的として、スギ梁材に対して建設省告示の基準強度値に基づいた保証荷重試験を実施、その後静的曲げ試験およびクリープ試験を実施しその強度性能評価を行った。同時に保証荷重試験時に発生したAEを計測、AEイベント総数に基づく解析を行った。結果は以下に示した通りである。 1.設定した保証荷重以下で破壊した試験体は全体の5%以下であった 2.保証荷重載荷-除荷後曲げ破壊試験を実施した梁材と通常の曲げ破壊試験を実施した梁材の強度の差は認められなかった。ただし、2回目の載荷でヤング係数が低下した試験体も見られた。 3.保証荷重載荷時のAEイベント総数と曲げ強度比(=破壊強度/保証強度)の関係を見ると、AEイベント総数が多い試験体の強度が低くなる傾向は見られるが、イベント総数が少ないものでも保証荷重レベルぎりぎりの所で破壊したものもあり、AEイベント総数と曲げ強度比の間に相関性は認められず、保証荷重時に発生するAEイベント総数を強度予測の指標値として用いることは困難であるという結果となった。 4.保証荷重を受けた乾燥材のクリープ変形挙動、受けていない乾燥材の変形挙動、受けていない未乾燥材の変形挙動を比較すると、未乾燥材のクリープ変形が最も大きく、保証荷重を受けた乾燥材、受けない乾燥材の変形量には大きな差は見られなかった。AEイベント総数との関係も認められず、保証荷重載荷を行っても、その後のクリープ変形挙動には影響が無いと考えられる。
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