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源流部山地河川における土砂流出特性と流域水文特性との関連性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12760161
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 農業土木学・農村計画学
研究機関新潟大学

研究代表者

ANDREW.C Whitaker (WHITAKER Andrew C)  新潟大学, 大学院・自然科学研究科, 助手 (10313553)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2000年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード融雪流出 / 積雪水量 / 積雪密度 / 相互相関関数 / 流域管理 / 融雪出水 / 土砂流出 / 流域水文特性 / 砂礫捕捉
研究概要

本研究は、今後起こるであろう地域環境問題への処方箋の一つとして社会的に要請されていそ適正な流域管理手法の確立を見据えた基礎研究である。本研究ではまず初めに、多雪森林山地域における試験流域の設定及び水文諸量の観測・測定、さらには河床砂礫の捕捉に主力を置いた。次いで以下の検討項目を攻究した。
1.積雪地域における水循環機構の解明。
2.試験流域における降雨特性、出水・融雪特性及び土砂流出特性の把握。
3.降雨・融雪出水時における河床土砂の移動機構の解明。
4.流域水文特性と河床砂礫移動特性との関連性の水理水文学的検討。
上述の観測項目のうち、河床砂礫捕捉データついては未だ不十分である。データの蓄積については今後の優先課題とする。
本研究での主な成果は、次の通りである。
1.融雪最盛期の晴天時における流量時系列データのコレログラムより、ある時間の流量は6時間以上前のものには依存しない。
2.融雪末期における流量と水温の相互相関関数より、時間ズレ4時間で気温の効果が最も生起する。
3.融雪期における日平均気温は、1日当たり約0.20℃昇温する。
4.寒候期における標準逓減係数は0.018d^<-1>程度であって、暖候期におけるそれよりも小さい。
5.積雪深と積雪水量の関係は一次関数で表現されうる。
6.積雪密度は融雪末期には、ほぼ定値となるようである。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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