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細胞内小胞輸送機構に対する脂質代謝関連分子の関与の形態学的解析

研究課題

研究課題/領域番号 12770001
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 解剖学一般(含組織学・発生学)
研究機関山形大学

研究代表者

齋野 幸子 (齋藤 幸子)  山形大, 医学部, 講師 (50312559)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2000年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードリン脂質代謝 / ホスホイノシチド / 小胞輸送 / ホスホリパーゼロ / イノシトールポリリン脂質 / 中枢神経系
研究概要

脂質二重膜構造のダイナミックな変化を伴う細胞内小胞輸送系には脂質の代謝関連分子、特にホスホイノシチド代謝回転関連分子郡が深く関与している。我々は、情報伝達を主要な働きとする神経系において、このホスホイノシチド代謝回転関連分子の相互関係を形態学的に検証することを目的として研究を行っている。本研究では(1)エンドサイトーシスや小胞体からの小胞萌出に関連が深いホスホリバーゼD(PLD)1型及び2型、(2)小胞輸送に関連が深いホスファチヂルイノシトール3キナーゼの産物を代謝するSH2ドメイン含有イノシトールポリリン脂質5-ホスファターゼ(SHIP)のうち2型について、その発現局在の分子多様性を発達期及び成獣中枢神経系における遺伝子発現局在の遺伝子組織化学的解析で詳細に検討し報告した。PLDに関しては、1型は主に発達後期脳において希突起膠細胞に、2型は周生期は多くの神経細胞、発達後期脳には主に星状膠細胞に遺伝子発現を認め、成獣では2種の分子が異なる非神経細胞で特異的な機能をしている可能性を示した。SHIP2型は、胎生期は脳室周囲層、生後発達につれて希突起膠細胞に遺伝子発現が認められた。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Kudo M,Saito S,Owada Y,Suzaki H,Kondo H.: "Localization of mRNA for SHIP2,SH2 domain-containing inositol polyphosphate 5-phosphatase, in the brain of developing and mature rats."Molecular Brain Research. 75(1). 172-177 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Saito S,Sakagami H,Kondo H.: "Localization of mRNAs for phospholipase D (PLD) type 1 and 2 in the brain of developing and mature rat. "Developmental Brain Research. 120(1). 41-47 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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