研究課題/領域番号 |
12770005
|
研究種目 |
奨励研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
|
研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
徳田 信子 山口大学, 医学部, 助手 (70227578)
|
研究期間 (年度) |
2000 – 2001
|
研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
|
配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
|
キーワード | 胸腺 / 放射線 / サイトカイン / ラット / 免疫組織化学 / PCR / フローサイトメトリー / 電子顕微鏡 |
研究概要 |
DA系ラット(補助金で購入)に致死量以下の放射線を照射し、経時的に屠殺して胸腺を採材し、以下のような解析を行って報告した。胸腺細胞の回復には、上皮系の細胞が非常に重要な働きを持つことを、免疫組織化学・RT-PCR・電子顕微鏡を使って多面的に考察した。 1)600R照射した後のラット胸腺につき、様々だなサイトカインの発現についてPCRを用いて解析した。PCRには、補助金で購入したサーマルサイクラーとプライマーを用いた。結果は、Mizutani N.らによって、Radiation Research(2002年)にて発表された。また、照射後のラット胸腺上皮系細胞の変化について、補助金で購入した抗体を用い、電子顕微鏡での解析も行った。これは、Arudchelvan Y.らによってAnatomical Record(in press)に掲載予定である。 2)800R照射したラット胸腺についての免疫組織学的解析とフローサイトメーターによる解析、(抗体を補助金で購入)を行った。また、400Rを2度照射した群について同様の実験を行い、比較検討している。予備的な実験結果についてはリンパ学(2000年)に発表した。続報については以下の学会にて、筆頭演者として報告した。 3)筆頭演者として報告した学会:第15回国際形態学シンポジウム、第14回日本組織細胞化学会学術集会、第55回日本解剖学会中国四国地方会学術集会、第94回山口医学会学術集会(すべて2000年)、第106回日本解剖学会学術集会、第56回日本解剖学会中国四国地方会学術集会(2001年)。また、第107回日本解剖学会学術集会(2002年)にても発表予定である。 4)上記学会で報告した結果と考察について、現在投稿準備中である。
|